タケル・イダイヤの冒険

キムタク氏の show must go on はそんなに非難されるべきものでもない。

キムタク氏がこのタイミングで「show must go on」と投稿している事に対して「神経を疑う」「虫唾が走る」「嘲笑っている」などと 強い言葉を使って非難している人がいる。私は、今回のキムタク氏の投稿に対してはどう考えてもこれらの強い言葉は不釣り合いなのではないかと 感じた。

キムタク氏のこの投稿からはいくつかの意図が考えられる。❶ジャニーズ氏の名言を用いることでジャニー氏擁護の表明:これは最悪の パターンだが、まあ普通に考えてキムタク氏が男児わいせつを肯定し、更にそれを敬礼と共に大衆に表明するようなぶっ飛び野郎であるとは思はない。 一方で、この最悪のパターンを断定する人には、それこそ氏を貶めてやろうという悪意があるのではないかと勘繰ってしまう。 あるいは、少しばかり何らかの怒りのよってつんのめってしまっているきらいがあるので、一旦深呼吸してよく考えてみて欲しいと思う。

❷ジャニーズが岐路に立たされている状況であるからこそ、本来の意味でもあるショーをやめてはいけない、人々を楽しませることをやめてはいけない という意思の表明:これら2パターンが考えられるが、キムタク氏と知り合いでない私は、まずは❷であろうと考える。 これは私の目指す態度によるものであるが、自分とは異なる意見を表明する人に出会った時に、その人が私利私欲にまみれたどうしようもない 悪党で底知れぬ悪意を持ってこの意見を表明している、とは思わずにこの人にもきっと何か考えがあるのだろうと思うようにしている。 もちろん、直接対話ができるのであれば真意を探るべきだが、それができない時は、どちらかを選択するしかないのだから、 それなら自分がより嬉しく楽しい方を考えるようにしようというものだ。この人は自分の正しいと思う道を模索しながらこの意見に辿り着いのだろうな と想い考える方が私には嬉しいし楽しいのだ。

話が長くなったが、上記の非難者たちも恐らくキムタク氏がきっと❶の大悪人ではなく❷であることは わかっているのだと思う。しかし、その上で氏の無神経さとか、配慮の足りなさに対しての非難という意味もあるのだろう。もちろん、それにも 一定の意味はある。しかし、何度もいうがキムタク氏は人々を楽しませることをやめないから安心してねとファンを元気づけ、そしてその言葉に よって仲間と自分をも奮い立たせようとしている可能性が高い。それに対して、頭の悪く無神経で愚かであると、そしてそういう人を見ると 虫唾が走るし神経を疑ってしまうなどと強い言葉で非難することに私は反対する。そういう強い言葉を使うとどこか心がスッと晴れるのはわかる。 しかし、それと引き換えにキムタク氏やジャニーズを想う多くの人々の心が動揺し、傷ついてしまうことも彼等には想像して欲しい。 やはり私は今回のキムタク氏の投稿に対して上記の強い言葉は不釣り合いなのではないかと感じた。